金藤理絵選手、悲願の金メダル!!
日本時間2016年8月12日、リオオリンピックにおいて、金藤理絵選手が、女子200m平泳ぎ決勝で、見事な泳ぎを見せ、バルセロナオリンピックの岩崎恭子選手以来、24年振りの金メダルを獲得しました。
あの岩崎恭子さん以来って、すごいですよね。
金藤理絵選手のことを、リオオリンピックで初めて知ったという方もいるかと思います。
そこで、この記事では、金藤理絵選手とは、どんな人なのかをご紹介します。
具体的には、金藤理絵選手の身長、体重、出身高校、大学等経歴と金藤理絵選手は、韓国人で日本国籍に帰化したというのは本当か、家族との絆、加藤コーチとの絆について、ご紹介したいと思います。
金藤理絵って、どんな人?身長、体重、出身高校、大学等経歴とは?
名前:金藤理絵(かねとうりえ)
生年月日:1988年9月8日(現在27歳)
身長:175cm
体重:67kg
血液型:A型
出身中学校:庄原市立庄原中学校
出身高校:広島県立三次(みよし)高校
大学:東海大学体育学部
2014年4月から「ぎふ瑞穂スポーツガーデン」(岐阜県瑞穂市)に就職し、小中学生、高校生を指導しています。
所属:Jaked
コーチ:加藤健志(かとうつよし)
兄、姉が水泳をやっていたことから、小学3年生頃から水泳を始めたそうです。
小・中学校時代には、地元の三次スイミングクラブに通っていました。
三次高校時代に女子200m平泳ぎでインターハイで2連覇するなど注目されるようになりました。
東海大学に進学すると、2008年の日本選手権で女子200m平泳ぎで2位となり、北京オリンピックの日本代表に選ばれました。
北京オリンピックでは、女子200m平泳ぎで、初出場ながら決勝に進出し、7位入賞となりました。
北京オリンピック後の2009年には日本記録を3度更新するなど、3年後のロンドンオリンピックでのメダル獲得が期待されていたようです。
しかし、金藤理絵選手は、腰痛(椎間板ヘルニア)を発症し、満足な練習ができなくなってしまいました。
2012年4月、ロンドンオリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権では、残念ながら、ロンドンオリンピックへの切符を逃してしまいました。
このとき金藤理絵選手が、どれほどのショックを受けたかは、想像を絶するものだったと思われます。
その後、世界選手権などでも、満足な成績を残すことができなかった金藤理絵選手は、何度も引退することを考えたようですが、家族や親友たちに救われて、もう一度、オリンピックに挑むことに決めたのです。
そして、2016年4月のリオオリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権で、女子200m平泳ぎで、2分19秒65のタイムを叩き出し、自らの日本記録を7年ぶりに更新し、リオオリンピック出場権を獲得しました。
金藤理絵は韓国人!?日本国籍に帰化?
金藤理絵選手は韓国人で、日本国籍に帰化したんじゃないかという噂が、ネット上で流れているようです。
そこで、この記事では、それが本当なのかを調べてみましたので、その結果をご紹介します。
結論から言うと、金藤理絵さんは、純粋な日本人のようです。
どうやら、金藤理絵選手の顔立ちや名前「金」から韓国人だと思われたようです。
確かに、そう言われると、金藤理絵選手の顔立ちは韓国人にいそうな気がしますよね。
また、金藤理絵選手の「金」という字は、韓国でよくいる名前ですよね。
ちなみに、金藤理絵選手は、元サッカー女子日本代表の澤穂希(さわほまれ)選手によく似ていると言われるそうですが、これには納得ですし、本当によく似ています。
したがって、金藤理絵選手は、韓国人ではなく、純粋な日本人です。
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金藤理絵と家族(両親、兄、姉)との絆エピソード
金藤理恵選手には、兄と姉がいて、金藤理絵選手は3人兄姉の末っ子です。
金藤理絵選手の家族は、両親、兄、姉の5人家族です。
父・宏明さんは、現在61歳で、金藤理絵選手も通っていた広島県立三次高校の体育教師だったそうです。
スイミングクラブでの指導経験もあったようで、金藤理絵選手の練習にもつきあっていたようですし、応援しているようです。
母・富士子さんは、現在58歳で、その姿は、父・宏明さんとともに、リオオリンピック競泳会場のスタンドにありました。
兄・康宏さんは現在32歳で、長男が生まれた日が、奇しくも金藤理絵選手のロンドンオリンピック代表選考会(2012年4月)の日でしたが、結局、ロンドンオリンピックへの出場権を逃してしまいました。
しかし、4年後、リオオリンピック代表選考会で、見事にリオオリンピックへの切符を掴み、リベンジを果たしました。
姉・前岡由紀さんは現在30歳ですが、妹の金藤理絵選手が2013年の世界選手権で4位に終わり、引退しようとしていた頃の同年11月末に結婚式を催したのですが、自分の結婚式にもかかわらず、そこで、妹を元気づけようとサプライズを考えていました。
それは、世界選手権4位の時の実況をバックミュージックに、巨大スクリーンに動画を映し出すというものでした。
三次スイミングクラブや三次高校の友人たちのメッセージが映し出され、信頼している加藤健志コーチからのメッセージがあり、そこからは、オリンピックへの熱い思いが伝わってきました。
映像が終わると、姉・由紀さんは、
「お父さん、お母さんは、いつもうれしそうに理絵の応援に行っていた。だから、人生の金メダルを贈りたいと思います」
と言うと、手作りのメダルを両親に渡し、受け取った両親は、金藤理絵選手に手渡しました。
その手作りのメダルには、
「どんな時も上を向くひまわりのようによく頑張りました」
とありました。
この姉の手作りメダルを受け取った金藤理恵選手は、猛練習の毎日を送り、リオオリンピックへの切符を掴み、リオオリンピックで、金メダルを獲得するに至りました。
金藤理絵選手と加藤健志コーチとの絆とは?
リオオリンピックという大舞台で女子200m平泳ぎ決勝で、金メダルを獲得した金藤理絵選手ですが、レース後のインタビューで、真っ先に名前が上がったのは、加藤コーチでした。
加藤コーチとは、加藤健志(かとうつよし)コーチのことです。
加藤健志コーチは、現在50歳で、愛媛県出身、東海大学水泳部監督で、JOCオリンピック強化コーチを務めています。
加藤健志コーチは、約10年前、金藤理絵選手の高校生の頃の泳ぎを見て、日本記録を更新できる逸材だと確信して、スカウトしたのだそうです。
そして、10年後、2016年4月のリオオリンピック選考会を兼ねた日本選手権において、2分19秒65の日本新記録を出したのです。
リオオリンピックで金メダリストとなったレース後のインタビューを聞いて、金藤理絵選手が加藤健志コーチを信頼していることが十分に伝わってきました。
加藤健志コーチのご家族にも応援してもらっているそうですし、加藤健志コーチにとって、金藤理絵選手は娘のような存在であり、金藤理絵選手にとっては、加藤健志コーチは第2の父のような存在なんだろうなぁと思いました。
まとめ
金藤理絵選手は、リオオリンピックの女子200m平泳ぎで、見事に金メダリストとなりました。
しかし、金藤理絵選手がこのような栄光を手にするまでには、大きな挫折があり、何度もやめようと思ったそうです。
この大きな挫折を乗り越えて、リオオリンピックで金メダルを獲得できたのは、家族や友人、そして加藤健志コーチが支えてくれたおかげです。
姉・由紀さんは、自分の結婚式で、妹の金藤理絵選手のためにサプライズで手作りメダルを作って、金藤理絵選手が復活するきっかけを作ってくれました。
レース後のインタビューでは、涙をこらえていた金藤理絵選手でしたが、表彰式後には、こらえきれず涙を流す姿がありました。
金藤理絵選手にとって、北京オリンピックからの8年間は、本当に辛いことの連続だったんじゃないかと思います。
金藤理絵選手が、リオオリンピックで、女子200m平泳ぎで金メダルを獲ることができて、本当によかったし、うれしいです。
金藤理絵選手、金メダルおめでとうございます。
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